3.女帝 The Empress 意味と恋愛運 (tarot)

母なる大地や海、女性原理そのもの

【1】寓意

1-1.♀は金星のシンボル

果実の模様が施された衣装をまとい王座に悠然と腰かけた女帝、その背後には黄金色に広がる肥沃な大地が広がっています。果実の模様は豊かな実りと収穫でありすべての命を生み慈しみ育む母親の象徴です。

女帝の足元には♀が刻み込まれたハート形の盾が見えます。♀は金星のシンボルであり愛とエロスの象徴。また12の星が散りばめられた冠は女帝が黄道十二宮の母であり、宇宙をも司ることを意味します。

女帝は手にした王笏(おうしゃく)を頭上高く掲げています。王笏が君主や男性のシンボルの象徴であるのなら、彼女は権力をも自在に操っているかのようです。

このカードに割り振られた数字は3です。3つの点を結ぶことにより完成される正三角形の内側の空間には、神聖なるエネルギーが宿るものとして信じられています。生命の神秘、またこの世の成り立ちなどがここには象徴されているのです。

【2】意味

2-1.正位置

<Key Word>
愛情、妊娠・出産・豊な生活・受け身・守られる愛・繁栄・成果

日常においては満ち足りており人や大切な物の成長を見守っている、そんな環境に置かれた時このカードは現れます。また女性原理の象徴でもあるカードです、慈愛に満ちた育みの心を発揮させましょう。

調和や解決・達成など事態がひと段落した時にもよく現れるカードです。ただしその後の収穫や繁栄を得るためには、事前に種をまき手塩にかけ育ておく必要があることをお忘れなく。

女帝の足元の土は灰色であることに注目、肥沃な大地と対をなすようです。豊かさにおぼれ浪費を繰り返すことを戒めている、といった解釈も成り立ちます。

2-2.逆位置

<Key Word>
仮面・冷え切った関係・愛情の押し売り・性生活の乱れ・甘え・依存・浪費

逆位置として出た場合「受け身」という女性原理が裏目になりそうです。甘えや依存、男性であるのなら頼りなさや女々しさが。また愛におぼれルーズな異性関係、過保護、尻に敷かれる男の姿が垣間見られます。

過剰な愛情は押しつけがましくおせっかい、時に迷惑となることもあるのです。また一時的な快楽におぼれる姿、現状に満足してしまい何の努力もしない、そんな状態にある時によく現れるカードです。

今あなたが思っていること、したいことなどが本当に自身のためになるのか一度疑ってみることも必要です。特に周囲にどんな影響を与えているのかがポイントです。また誰かに愚痴をこぼしたり八つ当たりすることは禁物です。

【3】恋愛

3-1.正位置

出会い ・・・・・
胸がときめくような、そんな出会いのチャンス到来です。あなたの持つ母性的な魅力にキュンとなることでしょう。「あなたの味方だよ」そんな一言が決め手になりそうです。ただしチャランポランな男も同時に引き寄せてしまうこともあるのですが。

恋 愛 ・・・・・
ほんの小さな出来事をきっかけに急速に溶け合っていく。愛し愛される、そんなロマンチックな世界に包まれ親密度も増していくことでしょう。また豊かな人生、結婚、妊娠と出産といった愛ある暗示も含まれます。

結 婚 ・・・・・
将来の人生設計や理想に一致をみれば積極的に結婚に向かってもよし。またこの時、特にポイントとなるのは子供と家庭像です。やがて大きな実を結ぶのも、お互いに愛情を注ぎ合ってきた成果であることを忘れずに。

3-2.逆位置

出会い ・・・・・
出会いはあっても一時的な快楽に流される。一夜限りの相手、遊び相手に選ばれただけ、といった可能性も示唆されています。ただし、ホロ苦い経験が本当の愛とは何かを考えさせてくれるもの。そんなきっかけとなることもあるのです。

恋 愛 ・・・・・
やることなすことがすべて裏目に出る、そんな停滞期にいます。こんなに愛情を注いでいるのになぜ?思うでしょう。ただこういった場合往々にして媚びすぎや、押し付けすぎといったあなたの態度が裏目に出ているのでは、いかがでしょうか。

結 婚 ・・・・・
お金を目当てにスリ寄ってきた相手とは知らずにゴールに向かっている。また、いわゆる「デキ婚」に陥るパターンも多いようです。いずれにせよ、よい暗示ではありません。金銭面や浮気・三角関係によるトラブルに注意、予兆が必ずあるはずです。

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