1.The Magician 魔術師 意味と恋愛運 (tarot)
【1】寓意
1-1.可能性に挑む姿
これから始まるのであろう儀式を司る若者が描かれています。強い意志をもって可能性に挑む姿、そこには強い創造力が暗示されています。
彼の前に置かれた机の上にはペンタクル・カップ・ソード・バトンが準備されています。魔術儀式には欠かせない聖なるアイテムであり、世界の構成要素である「火・地・風・水」も象徴するものです。
彼の頭上には赤いバラ、そして下方には白いユリが描かれています。赤と白、彼の装いも同じコントラストです。赤は血気盛んな男性原理、そして白は母乳を表す女性原理とするのなら、相反する赤と白は男女の象徴とも見て取れます。
彼の頭上にはレムニスケート(無限大記号)が浮かんでいます、そして腰に巻かれたベルトはウロポロスの蛇(己の尾を噛んで環となった蛇)です。これらはいずれも永遠や循環、また進化や想像を表すものです。
彼は手にした棒を今まさに天に振りかざしました、そして片方の手は大地を指しています。強烈なほどの意思、そして断固たる目的をもって天界のエネルギーや奇蹟をこの地に召喚しようとするかのようです。
魔術を発揮する、これは前述のとおり創造力です。そして創造力には論理的な思考やコミュニケーション力といった人間力も必要であることも示唆しています。
【2】意味
2-1.正位置
<Key Word>創造力・ひらめき・才能開花・始めるのなら今・意思の疎通、コミュニケーションスキル
限界を突破したい、可能性を広げたい、今の自分から脱却したい。そんな切実な思いや悩みに突き当たった時、それは新たな世界があることの裏返しです。また願いを叶えようとする力がきっと備えられています。
壁に阻まれ窮地に立った時は奇跡を起こしたい、そんな願望は誰にでもあるのです。高い壁を前にした今このカードが現れたのなら、それは可能性があることの暗示です。ただそこには、強い意志と謙虚な姿勢があってからのことですが。
しかし、知性やコミュニケーションスキルがいくら備えられてはいても、それを発揮できる・できないについては何とも言えません。とにかくヤル気は満ちているのです、前後に出てくるカードをどう読み解くのかがポイントでしょう。
2-2.逆位置
<Key Word>
思わぬ一言に要注意!・計画性のなさ、準備不足・誤解・策略・うわべだけの関係
逆位置として出たのなら何を始めるにも時期尚早とした方がよし。思い込みの強さからか正しい判断が出来ていないのでは、一度疑ってみるべきです。また情報収集やスキルがまだが満たされてはいないようです。
ものごとには正しい道筋があります、狡猾な手をもって臨めば結果も目に見えています。下手な社交辞令は自分の首を絞めるだけ。誠意ある態度やコツコツとした努力が実を結ぶものだから。
問題解決にはまず自分自身の足元をよく見ること、思わぬ場所に解決のヒントが隠されているようです。またこのカードの隣には、なぜか幸運を示唆するカードがよく現れることが不思議です。
【3】恋愛
3-1.正位置
出会い ・・・・・
出会いのきっかけは友人や職場の同僚など、身近な関係にある方々との付き合いの中から生まれそう。互いの共通の話題、それも最新のトレンドがキーワードとなる予感。最新の話題は常にチェックしておきましょう。
恋 愛 ・・・・・
言いたいことはハッキリ言うことが互いの理解を深めていくことになります。考え方に多少の不一致があっても心配はなし、甘い恋愛よりも親友に近い関係から進展していくことでしょう。
結 婚 ・・・・・
結婚という区切りをつける前にやることがあります。あなたには果たさなければならない役割があり、そしてその先にはまったく新しい未来が広がっています。自己啓発に励み一歩踏み出したときにチャンスが訪れます。
3-2.逆位置
出会い ・・・・・
自信がないのは備えがないから、今のあなたに必要なのは準備です。また素直な気持ちを口にするといった勇気も必要です。出会いのチャンスは何度でもやってきます、でも今のままでは通り過ぎて行くだけです。
恋 愛 ・・・・・
メールや電話の返事が滞りがちになっていくようです、また思わぬ一言や「言った言わない・聞いた聞かない」といったトラブルが致命傷となる予感。軽はずみな言葉や「わかってくれるだろう」といった思い込みには注意が必要です。
結 婚 ・・・・・
恋愛や結婚に相対することができない、せっかく縁あっても相手に恵まれない。これはツキのなさだけでなく、あなたの計画性のなさや思い込みの強さが原因です。まず自分自身を(自ら招いた)忙しさから解放させてあげること。



