月齢!そのサイクルに宿る不思議なチカラ

月のパワーを味方にしてみましょう!

【1】月の魔力

1-1.あなたも自然界の一部です

「月の魔力(著者: アーノルド・L.リーバー)」という本があります。月はその引力により潮汐(満潮・干潮)を引き起こしますが、私たち人間もその体の中では「満ち引き」が起きているのではないか。そしてこの「生物的な潮汐」こそ人間の行動と感情の鍵、そしてこのリズムを通して私たちの体は宇宙と結びついている。

このような壮大な理論が展開され、やがて月と人間の行動や感情との関連、そして「月の魔力」をつきとめていくといった内容です。

このように月が動植物や私たち人間に深い影響を及ぼすことは、はるか昔より知られていたことです。そして私たち人間も自然界の一部です、たぶんあなたも風や光、月や星から感情や行動に影響を及ぼすなにかを受けているのではないでしょうか。

1-2.「月のリズム」よる支配

そして女性の身体こそ「月のリズム」に支配されるもの。月の満ち欠け(月齢)の周期は約29.5日、月経周期の平均やお肌のターンオーバーのサイクルとも重なります。妊娠期間から誕生予定日も、月のサイクルに基づき推測されます。また出産の予定の月、産み月のことを臨月ともいいますね。妊娠するとお腹が膨らみますが月の満ち欠けに重なります。

1-3.月の世界

夜が来るたびにその姿を変える月。神秘・やさしさ・夜の闇・想像・月光に包まれた夢・やるせなさ・密やかな営み・・・月明かりのもとで綴った思いを朝日の中で読み返してみて赤面したことがありませんか。満月の夜に見た夢は忘れない。満月に合わせるかのように運命が変わることがある。月の世界の出来事は、太陽が放つ光の中とは別のものだから。そんな月のパワーを味方にしてみましょう!

【2】月齢

2-1.月の満ち欠けはなぜおこる

月の持つ不思議な力を意識する、そのためにはまず基礎となるとなるのが月のサイクルです。まず「月の満ち欠け」を知っておきましょう。月は地球の周りを約29.5日かけて一周します、月が夜輝いている理由は太陽の光を反射しているからです。そして月が満ちたり欠けたりするのは、地球と月と太陽の位置関係で決まります。

月は上図のように

   ・新月(朔月)から始まり
     ↓
   ・上弦の月
     ↓
   ・満 月
     ↓
   ・下弦の月
     ↓
   ・新月に戻る

といったサイクルを繰り返します。

地球から見たとき、月と太陽が同じ方向にあると新月(見えない)となり、反対の方向にあると満月になります。満月は太陽が西に沈むのと入れ替わりに東の空に昇ります。

したがって、

  ・新月から満月→膨らむ月・吸収の時期
  ・満月から新月→しぼむ月・放出の時期

と見ることもできますね。

そしてこういった月の満ち欠けのサイクルを月齢といいます、暦や手帳などによく掲載されていますね。

月齢名称由来
一日新月・さく旧暦における第一日目、月は見えません、闇夜です。
三日月眉月まゆづき女性の眉に似たことから眉月と呼ばれます。
七日月上弦の月じょうげんのつき新月と満月の間に見える月、別名夕張の月とも呼ばれます。
十三日月十三夜月じゅうさんやづき旧暦9月13日のこの月は特に美しく、宮中では月見の宴が催されました。
十四日月小望月こぼうづき満月の前に見えることから小望月に、待宵月とも呼ばれます。
十五日月満月・ぼう満月、望月や十五夜月とも呼ばれます。
十六日月十六夜いざよい満月にくらべ顔を出す時間が遅れます、ためらうといった意味の「いざよう」が語源です。
十七日月立待月たちまちづきナ夕方、立って待っていてもすぐに現れることから名付けられました。
十八日月居待月いまちづき月の出は遅れます、座って待とうといった意味です。
十九日月寝待月ねまちづき月の出はさらに遅れます、こうなると「寝て待とう」となるわけです。臥待月とも言われます。
二十三日月下弦の月かげんのつき満月から新月までの半ばに見られる月です、夜半に現れ昼近くまで残る、有明の月です。
三十日月つごもり月は見えません、「月隠つきごもり」が「つごもり」になりました。12月31日は大晦日ですね。

この月のサイクルは一定であり、月の満ち欠けを基準として、30日の月(大の月)と29日と月(小の月)を交互に繰り返し12カ月で一年としたものが暦が太陰暦です。

2-2.十六夜

十六夜は「いざよい」と読みます、その由来もまた優雅なものです。月は月齢や姿によって、このような奥ゆかしい呼名を持ちます。旧暦で暮らしていた時代、月は暦の役割も果たしていたこともありました。まさに生活の一部だったのです、きっと今以上に親しみをもって眺めていたことでしょう。

【3】月のパワーを味方にする

上弦の月と下弦の月、見た目は同じでも「満ちていく月と欠けていく月」でありその意味やパワーも相反します。したがって月のパワーをあなたの味方にするには、月の満ち欠け、月のリズムにうまく乗ることがカギとなります。

3-1.新月(朔月)

月が地球と太陽の間に来た時、この時の月を朔(さく)もしくは新月といいます。旧暦における第一日目、ついたちのことです。満月から新月へ向かうに当たり、月そのはパワーを徐々に手放していきます。すべてがリセットされたこの日だから、身体の浄化や解毒には最も適しているのです。

デトックスを目的にプチ断食を。月光浴、半身浴やエクササイズで思い切り汗をかくのもいいでしょう。新しい目標へのチャレンジや大きな決断を下してみることも。ただしエネルギーや血も不足しがちです、体調管理には注意が必要です。

3-2.上弦の月

これから満ちてゆく月、体内にも活気やヤル気が満ちてきます。食欲も旺盛になることでしょう、パワーが必要なことならこの時期に始めるのがベスト。またこの時期は情報や知識の吸収にもよしです。満月に向かい、みなぎるチカラがあなたを後押ししてくれるはず、大丈夫!自信をもって前向きに。

ただし、食べすぎには要注意!ダイエットには苦戦するかも。それから仕事や私生活においてもオーバーワークになりがちです。日中はアクティブに、そして夜はリラックス。そう、メリハリをつけること!この時期はこのオンとオフの切り替えが前進へのカギです。

3-3.満月!

この時の月を望(ぼう)ともいいます。望は希望、欲望、信望、満月にはそれらを成就させるパワーがあります。満月は新月から十五夜(日)後に当たりますが、十三夜から十七夜くらいまではほぼ満月といってもいいでしょう。

新月に向かい誓った願いや新たなチャレンジをここで一度振り返ってください。達成・反省・修正、ここでのポイントは感謝の心です。

この時期になるとエネルギーや血が満ち足りています。ただし感情の起伏がやや激しくなるかもしれません、しかしここは満ちた月に身を任せてみること!無理にあなた自身を抑える必要はありません。

3-4.下弦の月~晦

夜が明けても残る月、別名「有明の月」この月は物事を弱める、減らすといった力を放ちます。身体でいうと解毒、浄化、固定といった作用が徐々に高まっていくことでしょう。来る新月に向けて新たな目標を、そして「引き際」も意識してもよいのでは。

しぼんでいく月は一見さみしさを覚えます、でもこれは新月に向かって生まれ変わっていく月です。失うことによって開く扉もあることを忘れないこと!月に今の気持ちを重ねてみたいのなら、この時期がベストです。

【4】月の光にそそのかされて

4-1.満ちていく月と欠けていく月

月にまつわる神話や言い伝えは世界各地に見られます。ギリシャ神話では月の女神はセレネ、ローマ神話ではルナ。月を見て涙ぐんでいたのはかぐや姫でした。

満ちていく月と欠けていく月、そこには不思議なチカラが宿ります。そして満月の晩こそ最も昂る時。こんな夜、月の光にそそのかされ意外な男と関係を持ってしまう。そしてそれが引き金となり運命の岐路に立たされて・・・。

夜空にぽっかり浮かぶ月、月はとても優しく美しい。しかし時に「あなたを狂わせ迷わせるもの」でもあるのです。

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