20.Judgement 審判 意味と恋愛運 (tarot)
【1】寓意
1-1.ヨハネの黙示録に由来します

死と復活、このカードは「暴徒と化した異教徒が断罪され信者のみが救われる」といった新約聖書におけるヨハネの黙示録に由来します。
棺から蘇る死者、その頭上にはラッパを吹く天使。ラッパには赤い十字の紋章が記された旗が掲げられています。
天使は「大天使ガブリエル」がモチーフとなっています。ミカエル、ラファエルと共にキリスト教三大天使の一人です。また、白旗に赤い十字の紋章はキリスト教と重なります。
死者の棺の色は黒く塗られています。黒は困難や試練を表します。復活の音とともに抑圧から解放された彼らは歓喜し天使を仰ぎ崇めています。そして、やがて下される天使の決裁を待ちます。
まだ彼らは白でもなく黒でもありません、その色の通りグレーです。そして歩んできた自身の軌跡が審判の対象となる、ここには法はないのです。
【2】意味
2-1.正位置
<Key Word>
閃き・気付き・インスピレーション・意識の変化・脱却・救い
気付きや目覚め、閃きを暗示します。この覚醒はあなたの価値観や人生観を根底からひっくり返すような劇的なもの。あなたの意識に変革を起こし、あなたに心の成長をもたらすものです。
またこのカードは救済も暗示します。長年の努力が報われる時や、わだかまりが晴れる時が来た頃によく現れます。あなたの過去は正しかった、そして今が肯定されるのです。
悩みや苦悩といった棺の中に閉じ込められても楽な謳い文句に流されないこと。いま置かれた環境で解決の糸口を懸命になって探し求めてみる。そして心の内側に耳を傾けたとき天使の吹くラッパが聞こえてくるはずです。
2-2.逆位置
<Key Word>
停滞・過去にとらわれる・後悔・マンネリ・挫折
悔いが残ります、意識を変えることができません。繊細で傷つきやすいガラスのような心、いつまでも過去を引きずり身動きも取れません。
「信じる者は救われると言ったのに・・・、なぜ」そんな問いかけには「あなたは本当に信じたのですか」と跳ね返されるだけ。自棄になって現実逃避をした結果ではないでしょうか。
ただし気持ちを切り返すことなど容易ではありません。今の気持ちをあるがままに受け止めること。人間は弱い生き物なのだから。
【3】恋愛
3-1.正位置
出会い ・・・・・
恋愛に対する憧れや理想が劇的に塗り替えらる事件が起こります。それは出会いの前兆であり、さらには心の成長や目覚めを意味するものでもあります。やがて訪れる出会い、その出会いの経験こそが、かけがえのないものになるのです。
恋 愛 ・・・・・
これが本当の愛なのか、二人の絆はさらに深く尊いものと昇華します。互いのために生まれてきたような、そんな不思議な実感に包まれることでしょう。
結 婚 ・・・・・
永遠の愛を誓い合い覚悟を決めた二人です、互いを取り巻く環境やしがらみにまみれることもなく、そして俗な形式にもとらわれずスムーズに進みます。二人して寄り添いあい、家族愛にあふれた結婚生活が待っていることでしょう。
3-2.逆位置
出会い ・・・・・
出会いに恵まれない理由は何でしょう。たぶん傷つきたくないのです。過去に振り回され悶々として身動きがとれない、そのくせ都合の良い夢を見る。人間は本来弱い生き物です、でも飢えや渇きを癒すのも、結局は自分自身なのです。
恋 愛 ・・・・・
価値観や信念の違いが二人の仲をややっこしくする予感。宗教や思想がキーワードとなることも。本当の愛がそこにあれば克服できるはず。でも「もうついては行けない」そんな思いがよぎったら、二人の仲は愛とは別物の結びつきだったのかもしれません。
結 婚 ・・・・・
心の痛手からでしょうか「どうせ私なんか」とか言って自分から勝手に諦めてしまう。自棄になってばかりでは道は開けません。幻滅や不信感を払拭させたいのなら、社会福祉や奉仕活動に専念してみること



