18The Moon 月 意味と恋愛運 (tarot)

月の横顔はどこか苦悩に満ちています

【1】寓意

1-1.横顔はまだ見えぬ側面(裏)があることの暗示

天空に浮かぶ月、月は夜の力であり潜在意識を暗示します。この月には人の横顔が、また満月と上弦(半月)、そして三日月が同時に描かれています。ただ、ここに描かれた月の横顔はどこか苦悩に満ちています。まるで放たれた不安の光がこの世に滴り落ちてくるかのようです。

月(ラテン語でLuna)はメランコリックな美しさとは裏腹に時に妄想や狂気(Lunatic)の象徴ともなり得るもの。移ろいやすく時に狂気も顔を出す、横顔はまだ見えぬ側面(裏)があることの暗示です。

地上では犬と狼が月に向かい吠えています。従順なパートナーと進化した犬と原始的な凶暴性を持つ狼。社会的な理性と動物的欲求の対比であり、月の横顔に通ずる二面性が重なります。

水辺からはザリガニが月の光に誘われるよう這い上がってきています。理性を持たず、ただ本能に従って未知なるものに乗り出す姿。狼と犬、そしてザリガニは進化の過程でもあるのです。

遠方には二本の柱が描かれています。この柱の先は異なる世界、何が待ち受けているのかもわかりません。未知なる領域に対する不安や怖れ、また死後の世界へ続く道とも解釈されています。

【2】意味

2-1.正位置

<Key Word>
不安・不透明・動揺・深層心理・猜疑心・直感

真実を見失い不安に駆られ路頭に迷う、でも原因が分からない。おそらく潜在意識や水面下の動き、誰かの邪魔など自身にとって影の一面が波紋を広げています。

また妄想が狂気となって現れることへの警告でもあります。壁にぶつかったのなら自身の内面に目を向けてみること、おそらく深層心理が大きく影を及ぼしています。

出口の見えない問題に対しては、どう付き合っていくのかが問われます。それでも現実逃避を望みますか。メンタルに不安があるのなら、カウンセリングやセラピーの力を借りることも一つです。

2-2.逆位置

<Key Word>
一筋の光・解消・好転・明瞭・安堵感

今まで抱いていた不安や恐怖から解放される予兆です。その正体を知ることにより光が射し、怯えも薄れ希望に包まれることでしょう。

このとき覚える安堵感は母親からの愛情に似たもの、損得のない自然な安らぎです。

また女性としての幸せに気付くときによく現れるカードでもあります。ただし、あくまでも不透明な状況下にあることは忘れずに。

【3】恋愛

3-1.正位置

出会い ・・・・・
出会いはあるのです、しかしいまだ消えてはいない過去がある。わけありの恋であることも前途は多難であることも承知のはず。ただ本音を言えば、そんな理不尽な関係をあなたは望んでいませんか。

恋 愛 ・・・・・
ウソはいつまでも吐き通すことは出来ません、そろそろ限界を向かえたようです。しかし信頼は揺るいでも、愛はあるのです。思い悩むことでしょう、でも迷いの正体は分かっているはず。信頼できる女性の助言に救われることも。

結 婚 ・・・・・
両親や親族から縁談がもたらされそうです、しかしあなた自身に明確な願望や決意がない限り、知らず知らずの間に流されてしまうことも暗示されています。やや現実逃避てきな一面を自覚しているのなら、自分の向かうべき道を定めてください。

3-2.逆位置

出会い ・・・・・
情のつながりを感じさせる、心の奥深いところで共感できる、そんな方が待っています。気が付いたら同棲生活を初めている、そんなこともが起きても不思議ではありません。安心感に満たされるからでしょう。

恋 愛 ・・・・・
付き合うというより、生活を半分共にしているような流れです。派手さやときめきとは縁がなさそうですが、二人の結びつきは血の通った関係ともいえるもの。女性の幸せや妊娠といった言葉も暗示しています。

結 婚 ・・・・・
同じ出身地や旧友との出会いが一つのきっかけになりそうです。やはり情や絆を感じさせる相手との夫婦愛が見えてきます。ただし両親との同居、嫁姑問題、果ては介護などといった現実も見据えなければならないかも。

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