2.女教皇 The high Priestess 意味と恋愛運 (tarot)

ピンと張りつめたような緊張感が

【1】寓意

1-1.青は精神性を表す崇高な色

教皇の装束は青、青は精神性を表す崇高な色であり聖人が身に付ける色でした。そして足元に描かれているのは三日月、月は女神の象徴でありアトリビュートとされてきたものです。

教皇の左右には白と黒の柱が。この対比は男と女・陰と陽・そして生と死を表すもの。互いに相反する二つがこの世の中を構成し調和を維持するのです。彼女は対立する二大原理のバランスを取る深い洞察力と叡智を備える才女です。

白の柱にはJ、黒い柱にはBが見えますね。
Jは Jahkin (ヤキン:神の慈悲)
Bは Boas (ボアズ:神の試練)
の頭文字です。
この柱は俗世界と聖なる領域を隔てる柱でもあるのです。

教皇の腕に抱かれた巻物にはTORAの文字が。トーラとはユダヤ人の律法書、厳しい戒律や生活の知恵や人々が平和に暮すための叡智が記されたものです。半分が隠され少しめくられている点に注目、これは「見えない部分にこそ目を向けよ」といった暗示でしょうか。

女教皇の毅然とした姿、その冠を見るとエジプト人が崇拝した女神であるイシスをモデルにしたと見ることもできます。イシスとはエジプト神話における豊穣の女神であり良妻賢母の象徴でもあります。

真理と神秘を司る彼女には高い精神性や洞察力、そして深い母性と慈悲が漂います。

【2】意味

2-1.正位置

<Key Word>正しい判断力・バランス感覚・思慮深さ・未来の啓示

状況判断はあくまでも冷静に。結論を急がず広い視野を持ってシビアに捉えてみれば思わぬ事実に気付くこともあるのです。妥協や楽観も悲観もせず、まずあなた自身の胸の内に目を向けることです。

あえて受け身に回ってみることですね、事の成り行きや方向性を見定めてみること。とにかく焦らない、そして出しゃばらないことがポイントです。

自分自身と真っ向から向き合った時にこのカードが出現したのなら、おそらく何かが沸きあがる前兆です。女性だけが持つ第六感や直観力が発揮される時、事実を知り心理と出会うことが予想されます。。

2-2.逆位置

<Key Word>
独断と偏見、孤立・思い込みによる失敗・現実逃避

バランスを失いかけているのかもしれません。感情の起伏やプライドの高さが邪魔となっている。もしくはあなたの生真面目さが裏目に出ているのかもしれません。また「この先もずっと独身で通す」といった決意を持った方にもよく現れます

また「物事はこうあるべき」といった思い込みが邪魔をしているようです。慎重さも過ぎるとチャンスを逸し損をすることも、また行動をためらってばかりでは、周囲から反感の目を向けられてしまいます。

とにかく感情的になるとロクなことはありません。アドバイスに耳を傾けるのはよしとしても、お世辞を真に受けてしまいそうです。うぬぼれには要注意!

【3】恋愛

3-1.正位置

出会い ・・・・・
せっかくの出会い、しかし時と共に生理的に無理なことがわかります。些細なことなのですが受け入れ難いものなのです。神経質すぎるといった声もあるかもしれません、しかし無理に我慢する必要はなし。自分の気持ちに正直になることです。

恋 愛 ・・・・・
互いに恋愛を真剣に考えています。ただその分やや控え目で遠慮がちなのが気になるところ。思い切った感情表現も時には必要です。また逆に軽はずみな恋愛に振り回されるのなら執着する必要はなし、縁を切りフリーになった方が幸せとも言えるのです。

結 婚 ・・・・・
結婚を前にすると身が引けてしまう、これは次期早々といった暗示です。いまは自分磨きに専念すること。また男性の場合であるのなら、その背後にある母親の存在が影を及ぼしている可能性もあり。

3-2.逆位置

出会い ・・・・・
ついつい相手の至らぬ点ばかりに目が行くようです。理想の出会いはこう、そんなこだわりや完璧主義が出会いをますます遠ざけているようです。冷静な分析のつもりが単なる偏見となっていることが多いはず、柔軟さが求められます。

恋 愛 ・・・・・
意思の疎通がうまくいかなくなるとあっけなく破局を迎える、そんな流れです。ポイントとなるのは二人の距離感、完璧な人間などいないことを自覚すべし。信頼のおける同姓の友人にアドバイスを求めてみることもひとつです。

結 婚 ・・・・・
私には結婚はムリ、そんなネガティブな思いが根底にあります。したがってせっかくの場でも否定的な態度や言葉が先走ってしまいます。さらにこんな時には不思議と過保護に育った人間ばかり引き寄せてしまいます。

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