「手相占いの呪縛」「半端ない喪失感が」【占い体験談 ur-7】
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【1】手相占いの呪縛!大病を患って寝込む私の未来
1-1.温泉ホテルのプランは「占い付き」
転職について悩んでいたんです。新しい勤務先は自宅から近いので通勤も楽、また何よりも給料がよかったのです。ただ、全くの未経験な分野の仕事なので自信もありません。心機一転頑張ってみるか、といった意気込みもありましたが、この先のこと、特に自分の年や子供のことを考えると不安だったのです。
そんな中、連休を利用して家族で草津の温泉に行ったのでした。予約した温泉ホテルのプランは「占い付き」でした。めずらしいプランもあるものだと思ったのですが、私も旦那も占いなどぜんぜん興味はありませんでした。
ただ仕事運を見てもらいたかったこと、そしてちょっとした話のタネにでもなるのでは、と思い選んでみたのです。
占いは夕食後に行いました、エントランスのお土産コーナーの片隅、中にはちいさな机があり、その脇には水晶の置物やブレスレットなどが並べられたガラスのケースがありました。商品にはそれぞれ値札が付けられていましたが細かくて読めません。そして占い師は品が良さそうな中年女性、私よりも二つ三つ年上かな、占術は手相でした。
1-2.ショックな運命を聞かされました
占い師は私の手のひらをしばらく見つめると、「あなたはエネルギーがある人ですね」言われました。私はどんなエネルギーなのか聞きたかったのですが、黙っていました。さらに「ご先祖様に守られています。すごく守られています」とずいぶんなくらい強調されるのです。
これには私自身なんとなく頷けるものもありました。今までギリギリのところで「何かに守られているかも」と感じたことがあったから。そして聞きたかった仕事運については、「転職をしても大きな問題はない、ただしばらくの間我慢をしなければならないことが多いはず」とのことでした。
慣れないうちは我慢も必要なのはわかっています。私はこの時も聞き流しました、「しょせんは占いだから」といった耳で聞いていたからでしょう。それから占い師は「人が驚くような事を突然やったりしますね」とも言いました。
たしかに私は思い付きで行動することが多いのです。でも、だからこの先どうなるとも教えてくれません。このほかにもいくつか言われたような気がしますが忘れてしまいました。なぜならこの時にあるショックな運命を聞かされたからです。それは、60歳から先の私の健康運についてでした。
1-3.私にかけられた呪い
占い師はこう言いました、「あなたは60歳まではいいが、それ以後は病気がちになるでしょう。生命線の先が細くなって分かれているから、きっと大病を患って寝込むようになります」なんの抑揚もない声でした。
私はまるでこの時に呪いをかけられたかのようでした。それからの毎日、ふとした折りにこの「大病を患って寝込む私の未来」が浮かんでは消えるのです。
ただ当時は60歳などだいぶ先のことでした。でも私はそのたびに、どろどろとした暗い絶望感に襲われるのです。そしてこの不幸な未来ばかりは「しょせんは占いだから」と割り切れないのです。手相占いの本を開いては「やっぱりそうなんだろうか」と、ため息をつくこともありました。しかし占いの本など、どれを見ても私になんかわかりません。
60歳からの人生、いったん思い浮かべるとどうもいけません、なんとか逃れたかったのです。こんな重荷を私はっずっと引きずっていたのでした。そしてこの呪縛が解けたかも、そんなきっかけとなったのも占いでした。
1-4.そんなことはありません!
買い物で出かけた「ららぽーと」の占いのコーナー、「手相」の看板を見かけた私は思い切って飛び込んで、この悩みを相談してみたのです。恐る恐る温泉でのお告げを、そして気になってしまうと落ち込む自分のことを正直に話してみたのです。この時の占い師も中年の女性、看板の通り手相による鑑定でした。
占い師は私の手のひらを見るなり「そんなことはありません!」とハッキリ否定されたのでした。「これは生命線ではありません。生命線はこっちで、こんなに長いから大丈夫です」と説明してくれたのでした。
それが本当かどうか、私を励まし慰めるために言ってくれたのか、素人の私にはわかりません。でも、この鑑定に救われた事は確かでした。さらに「生死や病気に関することを占うことはタブーです、逆にいくら聞かれても占い師は答えないはずです」ともお話ししていただいたのです。
1-5.誰か助けてください
それ以来占いとかかわることもない私です。ただこの二回の占い体験で感じたこと、それはやっぱり「悪い事は、はっきりとは言ってほしくないな」と思ったことでしょうか。それから、納得いかないこととか、気になりすぎる事を言われたら、それがどうしても気にかかるのなら、私のように別の占い師を訪ねてもいいのではないのかと。
あまり深刻に受け止めることなく「しょせんは占いだから」と聞き流すことのほうが必要かもしれませんね。・・・でも。
今ですか・・・、私はあと10年で問題の60歳になります。まだまだ先の話です、でもこの占いのことは忘れられません。落ち込んではいけない、「健康には気をつけなさい」といった警告であると思えばいいのです。
ただ本音を言えば、大病で寝込む自分の姿が・・・、やっぱり消えることなく心の片隅にあるんです。あの時の占い師の声がするんです。決して解かれることがない呪い、誰か助けてください、私は怖いんです。
【2】半端ない喪失感が!不安からポイントを購入し続けていた私

2-1.私はただ自分がみじめでした
平凡な主婦だった私でしたが、心惹かれる男性に出会ってしまいました。こんな年なのに、自分でも戸惑うくらいでした。完璧なプラトニックでしたが、とても苦しくて、ものすごく惹かれていて。心の中にずっと秘め続けていたのです。
お互いの子供も友達同士でした。たまに顔があえば笑顔で言葉が交わされる、彼とはこうした友人同士で接していけばいい。私は「このまま穏やかに過ごせるだけでいい」と思っていたのです。
でも、それから何もなく四年の月日が過ぎた時でした。彼は離婚したのです。そしてさらに間もなく遠くに引っ越してしまうとは。私の知らない女性と再婚したのでした。いったいなぜ離婚したのか、もちろん私は何も知りません。再婚された相手のこともそう、いつから関係があったのかも知る由がありません。
私はただ自分がみじめでした。四年間もあったのに、結局は何もできなかった私でした。後悔していないと言ったらウソになります。いや彼がいなくなってしまった、その喪失感は半端なかったです。しかも私の知らない女性と一緒だなんて。
2-2.電話占いに賭けてみたのでした
いい年をしてと笑われますか、でもいくつになっても恋は心を活性化してくれます。だから、時に残酷すぎる現実だって待っているのですね。そんな時、電話占いの存在を知りました。アメブロなどを読んでみると鑑定料は手ごろながら鋭い先生もそろっているようです。
私はこの虚しさに耐えられず、いや彼のことが忘れられず、「彼と結ばれたい」と真剣に思ったから電話占いに賭けてみたのでした。占い経験が多少あった私は、若い方ではなく熟年の先生を選びました。占術は霊感霊視です。先生は優しい口調で、まずこう言われたのでした。
「それは辛かったわね。少し時間がかかるかもしれないけれど、また連絡が取れたり会えたりする関係には戻れるから。そう、信じて欲しいの。メールをね、二週間に一度くらい送りましょう、信じることよ」
とても寄り添ってくれる感が強い先生でした。私は先生を頼り、月に一回は鑑定を受けていました。でも、そろそろ一年が過ぎようとしているのに彼からの返事はないのです。
「いったいどうしてなんですか?」私はすがる思いで先生に質問をしたのです。しばらく霊視をされた先生は、「少し時間がかかるかも、と言ったでしょ」と言うと、「今までとは違う真剣な気持ちでいます。返事をください」といったメールを送るよう言われました。そして何かをつぶやきながら、遠くにいる彼に縁結びの波動を送ってくれたのでした。
2-3.悩ましい言葉
あれからもう二年がたちます。彼からの返事は今でもありません。彼の面影も、そろそろ風化してまいそうです。
「また連絡が取れたり会えたりする関係には戻れるから。そう、信じて欲しいの」先生はいつも親身になって私の話を聞いてくれました。そんな先生にすっかり依存してしまったのか、一分340円もかかるのに、いつも一時間以上も利用していた私でした。
その間、私の支えだったのは最初に先生から聞かされたこの言葉でした。「かの~ねさんは彼を本当に好きだったんですね。本当に親しかったんですね」そして「そう、信じて欲しいの・・・」
私にとって何とも悩ましい言葉であったのか。けれど時間が経ったいま思うこと、それは私はこの言葉にすがり、そして勝手に振り回わされていたこと。
2-4.今は授業料だった思っています
たしかに夢を抱くことはできました。でも空しいものですね。この二年間で新しい恋ができたかもしれないし、そんな「しこり」がいまでも消えません。通話が終わってしまうと、もう不安で不安で・・・、すぐにポイントを購入していたんですよ。
先生には愚痴を聞いてもらうだけした、毎月ずっと何万円も払っていたんです。今は授業料だったと思っています。恋は心を活性させてくれるもの、その思いは変わりません。私はただ恋をしたいんです。読んでくださり、ありがとうございました。



