「一週間以内に別れなさい」「東京に行ったらひどい目に遭うよ」【占い体験談 ur-10】
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【1】週間以内に別れなさい!地獄のような未来を予言されたのです
1-1.よし!彼とのことを相談してみよう
私の占い体験は25歳の時でした。当時私には6年間も付き合っていた彼氏がいました。彼は自分の夢を叶えたい一心でした、そのため就職もせずフリーターをしていたのです。しかし30歳までには結婚したかった私でした。このままこの人と付き合っていていいのだろうか、とても悩んでいたのです。
そんな時でした、友達からよく当たる占い師の予約が取れたから一緒に行かない?と声をかけてもらったのです。占いになど全然興味もなかった私ですが「よし!彼とのことを相談してみよう」かと。これがきっかけでした。
さっそく当日となり訪れてみると、場所はマンションの一室でした。机と椅子しかない殺風景な部屋の中には50代くらいでしょうか、男性の占い師が座っていました。鑑定料は一人45分で5000円でした。
1-2.こいつはダメだ
占い師は占術はタロットカードであること、そして何を聞きたいのかと言うので私は事前に用意したメモを手渡しました。すると占い師は「相手があることなので彼の名前と生年月日を書きなさい」と言いました。意外なほど高い声でした。
そして無言で紙を見つめていたのですが口を開くなりこう言いました。「こいつはダメだ、仕事もしてないダメ男だ。」名前と生年月日を見ただけです。なんでわかるのでしょう。これには私も驚きを隠せません。さらに「すぐに別れた方がいい」と畳み掛けて来たのです。
「・・・・・・・・。」
1-3.いきなり一週間以内と言われても
次にタロットカードを使って彼との今後を占ってもらったのですが、これまた結果はひどいものだったのです。占い師は、「もし、今すぐ別れないのなら」と前置きをしてから、こんなことをお告げになったのです。
「あなたとダメ男は結婚することになるな、そして二人の息子に恵まれる。しかし・・・」しかし、と聞き私もここで緊張します。
「しかし、40を超えた頃だな、あなたは体を売る仕事をしなければならなくなる」
「体を、」って・・・、ムゴい。私はまるで地獄のような未来を突きつけられたのです。ただし、これで終わりではありませんでした。
「もしダメ男と今日から一週間以内に別れることができたなら、あなたはまともな男と結婚でき、幸せな家庭を築くことができる」
いきなり一週間以内と言われても。私は悩みを解決したかったのに、新たな悩みを背負ってしまいました。この日からさらに深く悩むことになってしまったのです。
1-4.残された一週間をどうしよう
ちなみに一緒に行った友達の方はどうだったかというと、「将来背の低い人と結婚する。そしてマレーシアに絶対に移住する」と断言されました。この占い師はかなり早口であること。また次から次へいろんなことをまくし立てることを口コミを見て知っていました。で、実際その通りでした。私達は相手が占ってもらっている間に、お互いについてのお話をメモを取りあとで交換し合ったのでした。
この時のメモは帰宅してから何度も見直しました。しかしどこまで信じていいのかサッパリわかりません。それよりも残された一週間をどうしようかと思うと、もうグッタリでした。
しかし一週間などあっという間ですね。結局別れることもなく私たちはその後もズルズルと付き合い続け、結局は結婚したのです。「体を売る仕事をしなければならなくなる」この絶望的な予言はもちろん忘れたわけではありません。だから「大丈夫かしら」そんなおびえもありましたが、もう自分を信じるしかなかったのです。
1-5.あれから12年
あれから12年、私はいま一男一女に恵まれ幸せな生活を送っています。二人目が女の子でホッとしたことを今でもよく覚えています。
あの時の友達ですか、背の高い人と結婚しましたよ。でも離婚してしまいました。それから彼女はずっと日本で暮らしています。
あとは運命の40歳が来ることを待つだけですか、あと3年ですね。特に深刻になっているわけでもないのですが、やっぱり心のどこかに引っかったものが残っています。
というわけで、私の占い体験は後にも先にもこの時だけです。
占い師さんによっては不幸な未来も、露骨に口にすることもあるのですね。でも、たかが占いではないですか。いいことは信じて、悪いことはそうならないような生活を心がければいいのです。
最後にですが、あの時、主人の名前と生年月日を見ただけで無職であることを当てられたこと。これについては今でも不思議でなりません。
【2】「東京に行ったらひどい目に遭うよ」占いを無視した私を待っていたもの

2-1.目指すはバリバリのキャリアウーマン!
占い、忘れることが出来ない思い出があります。きっかけは私がまだ大学生のときのことでした。とにかく「当たる」と評判の占い師さんがいるらしく友達に誘われたのです。占いなどたいして興味もなかった私ですが、面白そうだし付き合っても損はないかなと、そして二人で出かけてみたのでした。
この頃の私は留学から帰ったばかり、数件のアルバイトも掛け持ちしていました。勉強に、遊びに、それは毎日が充実したものです。そんな中とくに好きだったのが仕事でした、目指すはバリバリのキャリアウーマン!これといった悩みもなく、未来は光り輝くものだったのです。
あの頃が一番幸せだったのかもしれません。
2-2.受け入れがたい言葉でした
あるショッピングモールの一角にその占いコーナーはありました。休日ともなれば行列が出来るほどと聞いていたのでしたが、その日は平日でもあり待ち時間もなく案内されました。占い師は中年のおばさん、なかなかの貫禄です。むかしの一発屋芸人「日本エレキテル連合」の未亡人朱美ちゃんによく似た赤い服を着ていました。
さっそく占い開始となりまして、よく当たると評判の先生を前にさすがに緊張感が走ります。そして私は、この先私にはどんな人生が待っているのか。私の未来をもっと明るくするには何をしたらいいのか、この二点を聞いてみたのです。
ちなみに先生の占術は四柱推命でした。これは年・月・日・時間、この四つの柱をもとに宿命を導く代表的な占術であるそうです。そして鑑定の結果なのですが・・・、「東京に行ってはいけない。アナタ、東京に行ったらひどい目に遭うよ。」だったのです。
東京に行ってはいけない、ひどい目に遭うよと言われても。キャリアウーマンを目指す私にとって、それは受け入れがたい言葉でした。ためしに、じゃ海外だったらいいですか?と聞くとこうです。
「関西にいときなさい」
2-3.東京に来ない?
なにそれ、私は理由も聞かずただ「え~」と言って笑って済ませてしまいました。だいたいまだやってもいないのに、たいした根拠もなく諦めてしまうなど私の選択肢にはないのです。起こりもしないことにおびえてどうするの、そう思いませんか。ただ、何かこの時妙なもの、引っかかるものを感じたのは確かでした・・・。
そして就活に入ったのですが、私は晴れて外資系企業の内定を勝ち取りました!勤務地は地元の関西配属かと思っていたのですが「東京に来ない?」という電話が。「東京か」この時ふとあの占い師の言葉が胸をよぎったのですが、やっぱりそんなこと「起きるはずはない」と鑑定を無視、上京を決意ししたのです。
でも、それは起こりました。
2-4.うつ病と診断されたのです
東京に引っ越して一年、その間はずっと働きづめ。一番つらかったのが頼りになる上司や先輩がいなかったことでした、愚痴もこぼせません。ミスも連発しプライドもズタズタに。
希望にあふれた職場のはずだったのに、キャリアウーマンどころではありません。めまいや耳鳴りを生まれて初めて経験しました。追いつめられた私はとうとう精神的にも肉体的にも限界に達しついに病院へ。うつ病と診断されたのです。
休職して実家に帰った時には一言も口をきけない状態でした。それからです、しんどい本当にしんどい闘病生活が始まったのは。とにかくなにもできません、ヤル気もない。特に朝は辛かった、じっとしていることがやっとだった毎日。私は地獄を見ました。
2-5.感想ですか
おっとっと、占い体験ではなくうつ病体験談になってしまいましたね。そんな私も今はだいぶ回復し社会復帰も叶いました。「東京に行ってはいけない。アナタ、東京に行ったらひどい目に遭うよ。」こういうことだったのでしょうか。
感想ですか、そうですね・・・未来のことなどタイムマシンでも使わない限りわかるわけがない、今でもそう信じています。でも「関西にいときなさい」あの時占い師に言われた通りにしようかなと。私はもう地元関西を離れる気はありません。



